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FaceRigとLive2DとクリスタでVtuberをしてみる

B!

こんにちは、結衣です。

今回は、クリップスタジオとLive2Dを使った、 facerigアバターの作り方について、 解説していこうと思います。

Vtuberをやりたいけど、アバターを作るのがめんどくさい。

ヘッドマウントディスプレイが高くて、なかなか手が出ない。

そんなかたにおすすめの方法です。

まずは フェイスリグを使うことのメリットを挙げていきますね。

WEBカメラを使って顔を自動認識し、アバターの表情に反映される

実写はグロイので見せられないよ!

FaceRig使用のメリット

導入コストが低い

フェイスリグ本体は、1480円。

Live2D 対応でプラス398円です。

ヘッドマウントディスプレイを買うことと比べたら、 とんでもなく、お買い得となっております!

それにSteamのセール中には、 半額になることもありますよ!

モデルの製作コストが安いこと

3Dモデルを作るとなると膨大な学習コストがかかります 。

ですが、facerigの場合には二次元イラストで制作するので、 初心者でも簡単にオリジナルアバターを作ることができます。

何よりベースとなる画像は左右対称となることが多いので、 半分だけ描けば出来上がってしまうんです!

では早速やっていきましょう 。

準備するもの

必須

・ イラスト制作ソフト。

PSDデータに対応したイラスト制作ソフトが必要となります。

まぁ、それぞれの使いやすいものを選べばいいんじゃないかな

僕の場合は クリップスタジオを使っています。

GIMP でもSAIでも Photoshop単体でもオッケーです!

必要なスキルとしては、イラストを描くときのレイヤー構造について理解していればいいかなーって。

・ Live2D cubism

作ったイラストに動きをつけるソフトです。 凝った動きをしようと思ったら、有料版が必要になります

簡単な動きだけなら無料で十分。

スキル面はそんなに気にする必要はありません。 クリックで画像の形を整えていくだけですからね。

・ facerig

Vtuber をやるための 要となるソフト。

ウェブカメラを使って 顔を認識し、 アバターに表情をつけてくれるソフトです 。

ホロライブ所属のユーチューバーみたいな イラスト系アバターが簡単に作れますよ

・ Web カメラ

そもそもこれがないと顔認識できないですし、おすし

必要に応じてほしいもの

・ペンタブレット・液晶タブレット

イラストを書きやすくなるハードを持っているといいかなって。

マウスで描ける玄人には、いらないかもしれないですね。

・サンプルファイル

イラストをLive2Dに落とし込むのに、 サンプルがあると便利です。

Live2D公式ページから PSDサンプルデータを持ってくるといいと思います。

関連リンク Live2D公式

このサンプルに合わせて、レイヤーを作ることで、Live2Dのテンプレート機能を使って、簡単に動くアバターを作ることができます

FaceRigを使ったVtuberアバター制作フロー

・ イラスト作成

まずは、イラスト制作ソフトによって アバターの原画を作ります

今回は工数がかからず、それらしく見える左右対称のイラスト作成を考えます つまり、左半分だけ作っとけば 良いんです!

・ Live2Dに落とし込む

次に、Live2Dのテンプレート機能を使って、アバターを動くようにします。

動画で詳しく解説しますが、 テンプレート機能を使うことによって、 目の動きや口の動きを 簡単に作ることができます。

ただそれだけでは半目になったりしてしまうので簡単な修正をしましょう!

・ FaceRigに取り込む

最後に、フェイスリグに作ったモデルを取り込み、

Vtuberデビューするだけです。

イラストを作成する

下書き

参考とするために Live2D公式サイトから イプシロンちゃんの PSDデータを持ってきました

とりあえず新規キャンバスを作って、 原画をガシガシ書いていきます。

解像度は横4000縦7000で新規キャンパスを作成しました。 理由として、大きめに作って、後で縮小かけてあげれば、

多少雑に塗っても分からなくなりますから。

完成形は横1200くらいまで小さくします。

左右対称イラストを作るつもりなので、 中央線を切っていきます。

「CTRL+A」で全選択して、 クイックマスクの作成を選びます。

「CTRL+T」で編集モードにし、回転の中心を左にして、 拡大率横50にします。

この時、比率を維持のチェックは外しておいてくださいね

うまいこと、左右半分に分かれたら、 クイックマスクを外し、メニュー編集から 選択範囲を縁取りを選びます

この上に 体格のベースとなる下絵を置いていきます。 今回はデザインドールで作成したものを入れてみました。

アニメの公式サイトなどでも、 全等身のアニメキャラのイラストが用意されている場合が ありますので、それを使ってみてもいいかもしれません。

透明度を下げて、大きさをあわせて準備完了です。

後は、気に入ったキャラクターができるまで、 下絵を書いていきます。

3時間経過

下書きの方は、こんな感じになりました。

線画作成と色分け

ここから本番線画描きと色分けをして行こうと思います。

Live2Dのサンプル PSDを見ると、前髪の下にまできっちりと輪郭が描かれています。 真似していきましょう。

とりあえず本番の線画を描きます。

ペン入れレイヤーを作成して、それらしい線画を描きます。 ペン入れレイヤーのメリットとして、線を気に入る形になるまで、描き直すことができます。

線の修正と、線単純化をうまく使って、綺麗な輪郭になるように調節していきます。

形になったらバケツツールで塗りつぶしをして、色分けをしていきます。

ここから左右対称イラストのポイントで、 線画に色をつけていきます。

線画の上にクリッピングを作成し、全部塗りつぶします。

クリッピングは、下のレイヤーに着色されているところのみ描画されるようになっていて、 今回は、線が入っている部分のみ色がつくようになっています。

これですんなりと、線画に色が付きました。

ちなみに、この方法で、レイヤーキャンパス全体に色がついたことになったので、 左右反転すると、キャンパスの中心を軸にして、左右対称にすることができます。

レイヤーセットを「CTRL+C」でコピーし、「CTRL+V」で貼り付け。 変形から左右反転を選択。

どうですかね? これで綺麗に左右対称の輪郭ができました。 この調子で色分けしたモデルを作っていきましょう。

…2時間後

それぞれのパーツごとに色分けができました。

レイヤーセットと反転させたコピーのレイヤーセットを結合すると、サンプルのPSDデータと同じようなレイヤー分けになるようにしています。

ちなみに、この段階ではトレードマークのヘッドリボンはついていませんでした !

影と陰をつける

ここから影をつけて、ちょっとだけ立体感を出していきます。

Live2Dで動かすことを想定しているので、気合い入れすぎない方がいいかな、と思っています。 色分けした髪の上にレイヤーを作成しクリッピング。

影を着色していきます。 個人的には彩度を変更して、色にバリエーションを持たせると、いい感じになるような気がしています。

…10分後

こんな感じになりました。

結果的に、レイヤーを二つ追加しました。

全体的にグラデーションを描いたレイヤーとキューティクルを描くレイヤーです。

キューティクルレイヤーは、設定を発光にしており、光ってる感じに塗ってくれますよ!

右側ができたので、色分けをした時と同じように、コピーして、左右反転して、左側にも対応させます。

不要となった色分けコピーレイヤーは削除しちゃって構いません。 この調子で全身に色を塗っていきます。

…3時間後

全体的に影をつけることができました!

このタイミングからトレードマークのヘッドリボンも追加です。

レイヤーセットを結合する

レイヤー構造はレイヤーセットとコピーのレイヤーセットを結合すると、サンプルの PSD データと同じレイヤー構造になるようになっています。

Live2Dのfacerig用テンプレートを使う場合には、肩と肩以下で、エリアが分かれているので、気をつけてください。

イラストを書く前にテンプレートの構造を見ておくといいかもしれないです

ちなみに肩と肩より下を分けるだけで、乳揺れが再現できます。

照れ線も、追加してみました。 こちらの照れ線は、Live2D有料版じゃないと、動きをつけるのがめんどくさくなります。

全て無料でやる場合には書かない方がいいですよ。

まぁ、モデル作る時だけ、一か月契約すればいいんですけどね。

とりあえずレイヤーセットを結合して 、サンプルのPSD データと同じような形にします。

メニューのレイヤーから選択したレイヤーを結合。

ショートカットキーは「ALT+SHIFT+E」だそうです

…10分後

全てのレイヤーを結合することができました。

サンプルのPSDデータと同じ構造になっています。

後はこれを、解像度をちっちゃくして塗りムラなどをカバーしていきます。 メニューの編集から解像度の変更を選択し、任意の横幅に変更します。

サンプルと同じ横1200にし、 できたデータを PSD で書き出します

ちっちゃくないよ!

これで、クリップスタジオによる操作は終了です。

Live2Dに取り込む

Live2Dを起動して、先ほど作成したPSD データを読み込みます。

動かすためのメッシュを入れる作業は、テンプレート機能を使って、うまく時間を削減していきます。

メニューのテンプレートを適用から、イプシロン基本の正面のテンプレートを選び、 「レイアウトパラメーター調整」のボタンで、アットマークがついているパラメーターを動かして、自分の書いたイラストと大きさが合うようにしてきます。

大きさが合うようになったら、「テンプレート適用プレビュー」で動作を確認します。

テンプレートのパーツと、自分のイラストのパーツが噛み合っていないので、福笑いのような状態となっています。 それぞれの紐付けを、正しくしていきましょう!

自分のイラストのパーツをクリックし、テンプレートの紐付けしたいパーツを選択します。 (右クリックでリストから選ぶこともできる)

それぞれを選んだら、「選択要素を対応付け」します

同じような動作で全てをうまく噛み合わせてください。

…10分後

全てのパーツが紐づけできました。 「OK」を選択します。

Live2Dのパラメーターを動かして、目を閉じるを選んでみると、半目になっています。

なので、メッシュを軽く修正し、閉じ目にしていきます 。

下まぶたを選んでメッシュを伸ばすだけですね。

やっぱり、照れ線を先に片付けておきましょうかね。 「照れ」が1のパラメータのなった時に照れ線が入るようにします

「照れ」をマックスにして キーフォームを追加します。 Live2D無料版ですと、できないことがあるので注意してください。

照れ線の設定が終わったので、閉じ目を作っていきます。

下睫毛の位置をずらして、下瞼のメッシュを伸ばすだけです。

笑顔バージョンも半目になっていることがあるので、修正していきます。

あと崩れるのは口元かな。

というわけで、これでスタンダードなモデルができました。

メニューのモデリングからテクスチャを選択し、テクスチャアトラス編集を実行してフェイスリグ用のテクスチャを書き出します。

無料版だと縦横2480ピクセルが限度となっています。

ここまでできたらfacerig用のモデルを書き出します。 メニューのファイルから 組み込み用ファイル書き出しを行い、「2.1用の mocファイル」を書き出します。

facerigに登録する

steamをインストールしているフォルダ開いて、以下のフォルダにアクセスします。

steamapps\common\FaceRig\Mod\VP\PC_Common\Objects

オブジェクトフォルダ内に、追加したいキャラのフォルダを新規作成して、 Live2Dで作成した 「mocファイル」「model.jsonファイル」、「テクスチャアトラスのサイズ名が入ったフォルダ」を入れます。

これだけで取り込み完了です! 後はfacerigを起動して、追加されているはてなマークのモデルを、読み込みましょう。

イプシロンのモデルを流用しているので、イプシロンの「motionsフォルダ」と「cfgファイル」追加して、「Q・W・E・R」で 登録したモーションを使うことができます。

このとき、「cfgファイル」のモデル名の部分は自分のモデル名に変えておきます。

まとめ

サンプル PSDに合わせてイラストを書き、 Live2Dのテンプレート機能を適用し、簡単な修正を行うだけで、 facerig用のモデルを簡単に作ることができます。

メリットとして、導入コストが安いこと、 学習コストが安いこと、 オリジナルモデルを簡単に作れること、が挙げられます。

イラストを書くだけで着せ替え等もできるので、配信にバリエーションが持たせられます。

というわけで、「facerigでの Vtuberモデルの作り方」でした。

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いや、ここで書くことじゃないだろ!